カリタスジャパン*石巻ベース

一ヶ月ぶり、四回目に訪れた石巻。ニュースでの報道も少なくなった避難所の様子や被災者の方々との関わりを通して、現実を再度見つめ直した。そして継続した援助への決意を新たに!!カリタス石巻ベースを新たに構え、腰を据えて支援を行っていくために、今・そしてその先・さらにその先までを見つめていたい。地に足ついた支援を続けていくために。
「この先どうしたらいいのか今でもわからない。でも、みんな生きていかなきゃいけない」「みんな被災していてもわかり合えない時もある・・・つらい」「辛いよ、しんどいよ・・・でも空元気でもがんばんないと」これらの言葉の中に、計り知れないものを感じ、もう自分一人では抱え切れない・・・叫びを感じる。それでも笑顔で接してくださる、声をかけてくださる・・・毎回人との繋がりにぬくもりを感じる。
 支援する私たちが祈りのうちに一致し、それでも少しずつ前に進める手助けができたらと、そしてこれから先もずっとつながっていたいと思う。

8/25~30まで高校生5名と引率2名でお湯出し、移動カフェ、写真洗浄、水産工場の片付けの活動を行いました。石巻の被災地は、がれきが大部分撤去され、一見すると復興が進んでいるようでしたが、避難所にとり残された方々の疲労とストレスは限界にきていると感じました。仮設での生活も数年は続き、細かい部分の作業は残り、本当の復興まではまだ時間がかかりそうでした。
そういう中での活動で、以下、参加した生徒たちのコメントです。
・「人に寄り添う」というテーマの中で、自分の足りないところが埋まって、一つ成長できた。まだまだ未熟だが…。(Y.M)
・被災者から“笑顔”という元気をもらえました! これからも“笑顔”を大切にがんばっていきたいと思います。(K.Y)
・「人といる」ことを中心としたボランティア活動は、ただ一人でやるだけの作業とは違い、“相手”のいる難しいものでした。その“相手”の人々の元気をたくさん引き出すことができていたらうれしいです。(K.N)
・今回のボランティアで自分が被災地の力に少しでもなれていたらうれしいと思っています。また今回ベースキャンプにいる方々を含め、いろんな人と出会えました。広島に帰っても“人との出会い”を大切にして生活していきたいです。(E.M)
・僕は今まで積極的に人とコミュニケーションをとることがとても苦手でした。そんな中、このボランティアに参加し、小学生からお年寄りまで様々な人達と話すことで、自分の性格、考え方を見直すことができました。本当に貴重な体験をすることができ、よかったと思います。(W.T)

生徒たちは、早くからボランティアを志願し、夏休みにやっと訪れることができました。最初は被害の甚大さに驚いていましたが、被災者の方々と積極的にコミュニケーションをとりながら、各団体のボランティアと協力して毎日汗を流し、よくがんばったと思います。貢献できたことはほんのわずかですが、生徒たちは多くのことを感じ、考え、一回り大きく成長したように思います。石巻ベースのスタッフ・ボランティアの皆さん、そして何より石巻の皆さん、温かく迎えてくださりありがとうございました。
避難所の方々も仮設住宅に移っていき、これからのベースの活動も変わっていくと思いますが、これからも心に寄り添う活動を皆さんでつないで続けていけたらと思います。広島に帰ってからも後方支援を続け、また石巻に戻ってきたいと思います。(N.T)

めっきり涼しくなった石巻です。そして 朝 出発した高校生も居なくなり、“大人”な石巻ベースです。地元の子供たちも最後夏休み。門脇中学校では『ミニ夏祭り』と称して どこかのボランティア団体さんが開催していました。が!、残念なことに 涼しくなってしまった日中…。かき氷もアイスクリームも寒々…。そして 大量に余ってしまった水風船。
我々 お湯だしの所にも たくさんの差し入れがあり、満腹なところに 更に残ってしまった焼きそばや、カレーが…!!
ボランティアが頂いた焼きそばや、カレー、水風船をベースに持ち帰り、シスター達へのお土産にしました(どれだけ?)
 そして夜、ここ石巻ベースでは、しばしの休憩とご馳走を、普段から我々ボランティアを支えて下さっているスタッフさんへ送りたい。と、有志による『たこ焼き&お好み焼きパーティ』を開催しました。初の催しで どうなることかと心配していましたが 盛況に終わり、有志一同も喜びました。シスター、スタッフさん、いつもありがとうございます。
これからも チーム一丸で頑張って下さい。
 しばしの“夏”を楽しんだここ石巻ベースでした。

8月24日

「何だか温かい。でも、それだけに切ない。」「本当に難しい…。」
2日間、お湯出しに参加させていただいたり、被災の様子を目にした今の私の気持ちです。
 東北の方は南の方の人よりも仲良くなるまでに時間がかかる、などというお話を伺って覚悟して臨んだものの、むしろ普段の生活よりも色々な世代の方とゆったりとお話しができ、さらに、子どもと年配の方がお話ししている姿などがたくさん見られて、「つながり」を感じたり、じんわりした気持ちになっています。けれど、そうした温かい雰囲気の方々が、これからの仕事のこと、住居のことなどで、頑張りようがないような状況に置かれている、そんなお話が聞こえてくると、その状況にも、その中で黙って座っている事しかできない自分にも、いたたまれない思いになりました。
 「被災地に足を運べば、今後自分がやるべきことが見えてくる。」そんな思いで臨んだ今回のボランティアですが、逆に今は、改めて考えなければいけないことの多さに、少ない脳みそがぐるぐるしている状態です。けれども、これは、今後に向け、考えるヒントをたくさん頂いたということでしょう。前向きにとらえ、明日も、自分らしく、のびのびと、色々な方と一緒の場に、身を置きたいと思います!

(辻美和)

今日は、門脇中学の避難所のお湯出し作業をさせていただきました。
数回に渡り、石巻に来させて頂いていますが、来る度に避難所の方の人数が減っています。仮設住宅に移る方、親戚や知り合いの所に移る方、賃貸住宅などに移る方がいらっしゃるためです。避難所を出た後は、自立の生活をしなければならず、これからも苦労される事と思いますので、せめて避難所にいる間だけも、私たちボランティアの人と接したり、話したりする事で、少しでも気が楽になればと思います。内部訪問で、お茶やコーヒーを持って行った際に、いろいろと震災時の状況をお話ししてくださる方もいて、まだ現実として受け入れる事が出来ない方もいらっしゃいますが、これからの仕事の事や生活の事など、現実を受け入れて前に進もうとしている方もいらっしゃいます。私たちができる事は少しかもしれませんが、被災者の方やボランティアの人がお互いに協力して、少しでも早く不安のない生活ができるようにお手伝いができればと思います。
これからボランティアにいらっしゃる方は、無理をせずに自分ができる範囲の事を、精一杯すればいいと思います。また、それは必ず相手に伝わると思いますので、不安もあると思いますが心配せずに来てください。長期ボランティアの人やベーススタッフの人達がフォローしてくれますよ。
私も可能な限りまた参加させていただきます。

8月20日   活動報告
東京からやってまいりました高校1年生です。
石巻ベースでの3日間、写真洗浄、お湯出しサービス、工場での洗浄作業をさせて頂きました。
写真洗浄は写真を1枚1枚磨いていくという単純作業でしたが、それぞれの写真に写る人々や風景などを見て、ここに写っている方々はどこにいらっしゃるのだろうか、この写真たちを洗うことにそもそも意味はあるのだろうか…などと作業中にも様々なことを考えてしまいました。
お湯出しサービスでは、被災者の方へのお湯の提供をしたり、避難所の方々と会話をしたり、子供達と遊んだりしました。いま自分の目の前に人達は、自分の想像をはるかに超えた経験を経てここに暮らしていて、その上とても明るくふるまっている。そんな事実が自分にはとても重く感じました。震災から5か月以上経った今、東京などではニュースになるような事しか報道されません。現在も避難所で生活されている方は大勢いて、毎日同じ配給のパンを食べ、電気も通っていない体育館で寝泊まりをしているのに、多くの人々はそのことを過ぎた事として忘れていっているのではないか。そんな心配が自分の中から湧き上ってきました。
そして3日目の今日は、本田水産という魚肉の加工工場での清掃活動をさせて頂きました。工場は港のすぐ側にあるため、魚を乗せるトレイなどがすべて津波で流されてしまったそうです。今日はそのトレイなどを塩素や洗剤で洗浄する作業にあたりました。

3日間という期間は非常に短く、特に避難所の皆さんとの関わりなど自分には出来ないこともくて心残りもありましたが、これからまた東京へ帰る自分にはこれまでに経験したことを持ち帰り、伝え、考えていくことが重要なのではないかと思います。

Posted on: 2011/08/19

8月19日 金曜日     活動報告 

昨日来た僕たちは今日で2日目。活動自体は明日で終わりなので、もう半分以上終わったということになります。もう終わってしまったという感じもあれば、本当にこの2日間被災者の方々の役に立てたのだろうか、など不安に感じる部分もありますが、残された1日、自分のできることを精一杯できるように頑張りたいと思います。
 さて活動報告ですが、自分は昨日今日とお湯出しの方に携わってきました。
お湯出しといっても被災者の方々はあまり多いわけではなく150人弱。お湯出しのスペースは被災者の方々の憩いの場でもあるので、メインの仕事はお湯出しとご高齢の方のお話を伺ったり、小さい子どもと遊んであげたり(もらったり?笑)するものです。
 この2日間を通して感じた事というのはたくさんあるのですが、その中で2つご紹介致します。
 やはり日中は大人の方々は働きに出ておられたり中学生、高校生の人達は学校に行ったりするので避難場所には小さい子どもとご高齢者の方がいらっしゃいます。
 1. ご高齢の方はお話をきいてあげるだけで喜んでもらえて、やはりちょっと寂しいのかなという風に感じました。そしてみなさん窮屈な避難生活にも関わらず、譲り合いの精神で共同生活を送っていたのが非常に印象的でした。
 2. 小さい子ども達は遊び相手が欲しくてやってくるので特に高校生の自分達がそれに付き合うというのが1つ大事な仕事ですので相手をしていますと、やはりストレスがたまっているのでいるのでしょうか、本音がポロッとでたり、やたらと甘えてくる子達がほとんどです。そういう側面から見ると心のよりどころとなれて、少しでも役に立てて嬉しいなと思えました。

  さて、このブログを見ている方々はこれから来る方がほとんどだと思いますので、今の全ボランティア内容を紹介したいと思います。
  1、お湯だし・・・今まで述べてきたのはすべてお湯だしについてですので参照してください。
  2、写真洗浄・・・被災地の瓦礫の中から集められたアルバムや写真を、雑巾、はけ、歯ブラシを使ってきれいにします。家庭用のアルバムに貼られた写真の1枚1枚は丁寧に切り離され、泥を落とします。
  3、機具洗浄・・・企業に出向いて、泥だらけになった機具を洗います、一番ハード、かも?
   今は大体このくらいです。当然ニーズは異なってきますが、ぜひ参考になさってください。
  これで今日の活動報告を終わらせて頂きます。


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  • なし
  • 川原 克博: がんばれ石巻ベース!! 被災者の「隣人」となってください。 名古屋から応援しております。 元仙台サポセ
  • 浜口景子: 5日~9日までお世話になった,はまちゃんです。いろいろ感じる事や考える事の多い日々でした。スタッフの皆
  • cjishinomaki: ちなみにおっちーではございません。申し訳ありません。